
されます。
おわりに
カミナシでID管理・認証基盤を開発しているmanaty(@manaty0226)です。
CloudFrontのオリジンリクエストポリシーによって転送されるヘッダーの情報は初見では混乱することが多いです。特に、User-Agentの動作については以下のような記載があります。
CloudFront が
User-Agentヘッダーの値に基づいてオブジェクトをキャッシュするように設定しない場合、CloudFront は以下の値を指定したUser-Agentヘッダーを追加して、リクエストをオリジンに転送します。
User-Agent = Amazon CloudFrontCloudFront は、ビューワーからのリクエストに
User-Agentヘッダーが含まれているかどうかに関係なく、このヘッダーを追加します。ビューワーからのリクエストにUser-Agentヘッダーが含まれる場合、CloudFront はそのヘッダーを削除します。
しかしながら、実際には以下のリンクにあるこちらの記述のように、ビューワーリクエストに含まれるUser-Agentヘッダーがオリジンに転送される動作となるようです。
[All viewer headers (すべてのビューワーヘッダー)] – ビューワーリクエストのすべての HTTP ヘッダーは、オリジンリクエストに含まれます。 [すべてのビューワーヘッダーと次の CloudFront ヘッダー] – ビューワーリクエストのすべての HTTP ヘッダーが、オリジンリクエストに含まれます。さらに、オリジンリクエストに追加する CloudFront ヘッダーを指定します。
※本記事は2025年10月6日時点の仕様に基づく情報です。
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