
こんにちは。青春ミュージックと言えば Judy and Mary の @daipresents です。好きな曲は『LOVER SOUL』です。
「カミナシ 教育」の開発チーム(サービスチームと呼んでいます)は、月に1回だけ東京神田オフィスに集まってオフサイトを行っています。そこでは、その月のふりかえりだけでなく、直接話したいことや、話したほうが意思決定がしやすいことをアジェンダにして、対話やディスカッションの時間を確保しています。
1月度のオフサイトでは、エンジニアと非エンジニア(プロダクトマネージャ、プロダクトデザイナー、リサーチャー)のペアを作り、「AIを使って非エンジニアに機能開発をやってもらおう」というイベントを開催しました。

このイベントの狙いは以下です。
- プロダクトマネージャやプロダクトデザイナーが、プロダクトのちょっと気になった部分をシュッとPR作成&修正反映できるようにならないか実験したい
- AIを使った開発の可能性をサービスチーム全体で理解していきたい、当たり前にAI活用できる文化にしていきたい
- 今後開発するであろう機能をテーマにすることで、その解像度をチームで高めたい
また、イベントのタイムテーブルは以下のようになりました。
- 14:20 ~ 14:25: ルール説明・チーム分け
- 14:25 ~ 15:20: 開発
- 15:20 ~ 15:35: 作ったものの紹介
- 15:35 ~ 15:40 : 投票・表彰
ルールは以下のようになっています。
- エンジニアはコードを書かないこと
- プロンプトはプロダクトマネージャ、プロダクトデザイナーが考えること
- エンジニアは、ペアからの質問であれば何でも受け付けてOK
今回は時間が限られているので、エンジニアがプロンプト考えるの基本は禁止ですが、エラーやエディタ(Cloude Codeなど)の使い方で困っている場合は、助け舟を出す形にしています。
AIを使って理解度テスト機能を最強にしてみよう!
今回のテーマは「理解度テストの改善」です。理解度テストは、最近リリースされた機能で、今後、ユーザの声を聞きながら改善を進めようとしています。
ペアごとにアイデアを聞いてまわると、同じ機能であっても改善のアプローチはさまざまです。
- テスト結果を元に弱点克服をうながせないかと考えたチーム
- テスト受講者の傾向などを使って次のテストに活かせないか考えたチーム
- テストを作る面倒くささを解決できないかと考えたチーム
どのチームにも共通するのは、AIに命令した後に雑談する風景。ガリガリコーディングする形から、ぽりぽりお菓子を食べながら雑談が増える形になっていくのかもしれませんね。

おわりに
優勝は「テストを作る面倒くささを解決できないかと考えたチーム」でした。
今回のイベントの感想を集めてみると・・・
- 普通に欲しいものを作れた!
- すぐにリリースできそう!
- Figma Makeより賢い! 私も使いたい!
- へー、こんなふうに開発しているんですねー
- こんなにちゃんとできるんだ!
とポジティブな結果ばかりでした。

AIの活用という観点では・・・
- 命令を3行だけ考えて、のこりの要件や仕様をAIに書かせるチームが多く、「これってエンジニアとデザイナで協業してやれるのでは?」という発見があった
- やることが大きすぎて、途中の軌道修正が間に合わず、時間切れになってしまった
- 「APIのエンドポイントはこれでいいですか?」のように、非エンジニアには難しい質問も届くため「わからん!」ってなるケースがあった
と、AIの使い方や勘所の理解も深まったようです。
個人的に印象的だったのは、ほとんどのチームがAIに命令後に祈っている点。AIの結果は不確定要素が多く、各ペア命令を工夫して改善を試みますが、それでも祈りの時間は増えるようです。
今回イベントをやってみて好評だったので、来月いくつかのVoC(顧客の声)対応をこれでやれないか? という新しい企画にもつながりました。