
新年あけましておめでとうございます!自分,なかなかテキストによるアウトプットが苦手なのですが,今年は頑張って克服していきたい所存です!
改めましてこんにちは.株式会社カミナシで EM をしております Keeth(@kuwahara_jsri)こと桑原です.昨年もカミナシ社のエンジニアリング本部で2日間,開発合宿を開催しましたので,今回はそのレポートとなります!
開催概要
- 日程:10月15日 12:30 〜 10月16日 15:00
- 場所:熱海
- 参加者:エンジニア23名
今回の開発合宿の目的は,
AI Vibe Coding実践を通して,各エンジニアの開発生産性向上
エンジニアブログ執筆時間を設け本合宿含めたブログ執筆機会を与えることで,リーチしていなかった人材も含めた採用プレゼンス向上
としました.
カミナシはマルチプロダクト戦略でサービス展開をしており,日々チームもプロダクトも変化していくことが求められます.そのためエンジニアの数も,デリバリー速度も,上げていく必要があります.そのためには,やはり AI Coding の活用が不可欠.そこで今回の合宿でガッツリ AI Vibe Coding に挑戦し,学んだノウハウを持って普段の業務での生産性を向上することをこの合宿で目指しました.また,生成 AI でアプリ開発ってどんなもんじゃい,を体験してみたかったのもあり,とても良い機会でした.
今回の会場
色々検討した結果,昨年と同じく宿泊施設として ハートピア熱海|熱海伊豆山温泉リゾートホテル さんに,合宿会場としては大会議室「秀峰」をお借りしました.料金・環境共に申し分なく,かつとても快適に過ごせた記憶も残っていることから,決定しました.ちなみに熱海駅から無料のシャトルバスも出ています.詳しくは 団体のお客様へ ページをご参照ください.
ハートピア熱海さん今回も大変にお世話になりました.ありがとうございました!
タイムテーブルとコンテンツ
| 時間 | 項目 |
|---|---|
| 1日目 | |
| 11:30 | 会場 |
| 11:30 - 12:30 | 昼食など |
| 12:30 - 13:00 | チェックイン |
| 13:00 - 17:00 | AI Vibe Coding |
| 自由時間 | |
| 18:00 | 夕食 + 乾杯 |
| 20:00〜 | 夜のLT会, |
| 終わり次第自由解散 | |
| 2日目 | |
| 7:00 - 8:30 | 朝食(バイキング) |
| 自由時間 | |
| 10:00 - 12:00 | ブログ執筆タイム |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 - 14:00 | 成果発表 + 総評 |
| 14:00 - 15:00 | 片付け,チェックアウト,写真撮影,解散 |
準備
基本的に議事録も,旅のしおりも Notion にまとめています.余談ですが,旅のしおりを作るのは楽しいですね.
また「やることのチェックリストがあるといいよね〜」という昨年の反省からチェックリストを作りましたが,やっぱりこれは大事ですね.準備の漏れがないかの確認に大いに役立ちました.参考に作ったリストを一部抜粋して載せておきます.

Day1.
企画:AI Vibe Coding
メインとなる Vibe Coding です.やったことはシンプルで,作るものと要件を提示し,チームで自由に設計・開発,時間内でできたものを発表していただきました.レギュレーションはこちらです.
- 人間が手を動かすことはNG
- 処理の途中で強制的に止める
- ただし,AI 用に設計書などのドキュメントを手動で作成は許容
- チーム制
- メンバーはバラバラ
- 4人 × 5 or 6チーム(参加者人数でよしなに調整)
- テーマは全チーム同じ
- 使用する生成 AI およびモデルに指定はない
- とはいえ,多くのチームが Claude Code の Sonnet 4.5 だったのではないか(未確認)
- 全プロンプトは後ほど公開する
- 総評として CTO が最優秀チームを独断で決定する
テーマもチームごとに考えて,作っていただく案も検討したのですが「最後に評価をするのが難しくなること」「またチームごとの差分が見れるのが面白そう」ということで,全チーム同じテーマに設定しました.今回のテーマがこちら.

ちなみに今回はより実践的(?)にしてみたく,残り1時間のタイミングでメテオフォールを投下しましたw

今回作るものの仕様については GitHub でリポジトリを1つ生やし,そこに requirements.md を作って記述.各チーム同じリポジトリに,チームごとのブランチを切って,そこにコミット・プッシュして頂く形にしました.これによりお互いのコードを見ることができたり,どういうドキュメントを作っていたのかなども見れます(そのチームがプッシュしていれば)ので,このあたりも学びになれば良いなと.
さて,この企画をやるに当たって,運営側としてとても頭を悩ませたのが以下の2つ.
- テーマをどうするか(何を作るか)
- どこまで情報を渡すか
ある意味で,運営の定例会では1番ここに頭と時間を使ったんじゃないかなと思います.単に必須要件のみを書くと,解釈が無限に広がりますし,当日の質問が大量に来る可能性がある,かと言って細かく書きすぎるとみんな同じようなものが作られる(多少の UI の違いくらい)になってしまいかねなく,ここのバランスが悩ましかったです.
以下,実際の開発中の写真たちです.チームごとに机の配置を変えたり,途中から模造紙と付箋で可視化しながら進めたりと,進め方にも特色が現れていました.


夕食,夜のLT会
お待ちかねの夕食タイム!宴会場を一部屋貸し切ってみんなでワイワイ飲みながら喋りつつ,美味しくいただきました.AI にコードを書かせたはずなのにしっかりお腹が空いたので,頭を使えている証拠でもありますね.


お腹を満たしたところで個人的に楽しみにしていた 夜の LT 会 です.事前に社内で LT 登壇を公募し,今回は合計8本の LT が行われました.話はポッドキャストの状況,エンジニアがプロダクトディスカバリに参加する意味,AWS環境構築 RTA,野球を例にしたトランスフォーマーアーキテクチャ,中小企業診断士二次試験の勉強,3Dプリンタの布教,Bet Iceberg…などなど,多岐にわたる話が飛び交っていました.皆さんいろんなことに興味があるんだなと.
ちなみに LT 会後に,別の店に飲みに行くメンバーもいました(笑)


Day2.
ポケカ部
カミナシには「ポケカ部」というポケモンカードを嗜む有志の団体が存在しておりまして,昨年同様に部員たちは各々のデッキを持ち寄り,朝からバトルに励んでおりました.ポケカ部の朝は早いようです.

ブログ執筆タイム
昨年同様,各自が書こうと思っていたブログや note をこの機会に書いてしまおう!という企画です.昨年も好評な企画だった模様で,いつもと違う景色や場所だと筆が乗る人が多かったようだったので,今回もしっかり時間を確保しました.ちなみにブログではなく,登壇資料を作る方もいらっしゃいました.企画名は「ブログ執筆」ですが,アウトプットに繋がったのでOKです.
今回の会議室は窓が大きく景色も良かったのですが,展望ラウンジで書いているメンバーもちらほらいらっしゃいました.この場で1本ブログを書ききったメンバーもいたりと,各自だいぶ筆が進んだようで何よりです.
成果発表・総評
お昼ご飯も食べ,各チームが前日に作り上げたものを発表,レビューし合いました!各チーム色んな意味での色が出てて,思った以上に差分があり,また学びもありでとても有意義な時間になったなと感じます.個人的には,spec-workflow-mcp という,構造化された仕様駆動開発のための MCP サーバーを知れたのが収穫でした.こちらはリアルタイムダッシュボード機能もあり,ここまで便利な時代になってたのか!と驚きました.
優勝したチームは,今回作った承認フローの中で登場するデータやエンドユーザーの体験から見直し,承認するとはなにか?ということに時間をフルに使い,残り1〜2時間くらいで一気に作り上げていったようで,これにも驚かされました.後から他のチームにも聞きましたが,実際のコーディングは意外と2時間行かないくらいのチームが多かったようで,やはり作る前段階でどれだけ練られているのか,がポイントなんだなと改めて感じさせられました.
まとめ
今回も運営側から参加したのですが,皆さんしっかり交流でき,学び合いもでき,AI Vibe Coding での開発体験もできたのではないかなと思います.実施後のアンケート結果も概ね良好でした.普段の業務ではなかなかやれないことをここでガッとやれたのは収穫だったと思います.来年も継続開催し,エンジニアリング本部全体の底力をアップしていきたいですね.
昨年の振り返り Notion に以下の一文が
運営の最大の反省は,全体集合写真を撮らなかったことですね…次回は必ず撮影します!
この反省から,今回はしっかり集合写真を撮りましたw

キックオフから紆余曲折があり,実に8ヶ月が過ぎての開催となりましたが,無事大成功で終えることができ,運営冥利に尽きます.また来年以降も開催はしたいお気持ちはありますので,今回の反省や振り返りを踏まえ,次回も実のある合宿をしていきたいと思います!
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