こんにちは!カミナシでソフトウェアエンジニアをやっているくらさわです! 今回は元々、サーバサイドをメインに開発していた私が、カミナシでモバイルアプリの開発に取り組んでみた話を書きたいと思います!
カミナシのチームについて
カミナシのプロダクト開発では「単一のチームで顧客への価値提供が可能な体制をとる」という思想のもと、フロントエンド、バックエンド、インフラストラクチャーなどの技術的スタックでチームを分けることはしておりません。
参考記事: type.jp
そのため、各個人では得意、不得意はありつつも、チームとしては全ての領域を担当しています。
フロントもサーバもインフラも手を出したいタイプの人にとってはめっちゃいい環境だと思います!おすすめです!
そんな環境なので、私もずっとやってみたかったけど中々手を出せていなかったモバイルアプリの開発に挑戦することができました。
React Native について
React Native とは、ご存知の方も多いと思いますが、Meta 社が中心となって開発をしている、オープンソースのクロスプラットフォーム開発ツールです。
公式サイト: https://reactnative.dev/ GitHub: https://github.com/facebook/react-native
今のカミナシでは、Androidはデバイスが多く検証コストを払えないため、iOSアプリに限定して使用しています。
Expo について
Expo とは簡単にいうとReact Native の面倒な部分を抽象化してくれて、コマンドラインツールも整備してくれたものみたいな感じです。iOS SDK や Android SDK の機能を使ったライブラリも簡単に使えるようにしてくれていたりします。
公式サイト: https://expo.dev/ GitHub: https://github.com/expo/expo
超入門
それでは簡単にちょっと動かしてみましょう。 こちら Setting up the development environment · React Native を参考に行います。
初めにReact Native のプロジェクトを作成します。
npx create-expo-app react-native-sample
次に、作成されたディレクトリに移動して、start します。
cd react-native-sample yarn start
start するとコンソールに QR コードが表示されます。
最後に、iOS や Android のスマホに Expo Go をインストールしてPCと同じWi-Fiに接続します。Androidの場合、Expo Goアプリを使用して、iOSの場合は、iOSのデフォルトのカメラアプリに内蔵されているQRコードスキャナーを使用してプロジェクトを開きます。
自分のスマホで動かしてみるのに必要なのはたったこれだけです。 めっちゃ簡単ですね。
また、Hot Reload に対応しているので、コードを変更すると即座にスマホ側に反映されます。
やってみた感想
僕の勝手なイメージで、モバイルアプリって環境構築が大変で、コンパイルも長くてコード書くまでが大変そうって思っていたのでそんなことが全くなくて驚きましたw
素人の感想ですが、web 開発の知識があれば、気軽にモバイルアプリの開発に挑戦できるので、サクッと何かを試したい時とかには最高の開発体験だと思います。
( もちろん、本番で運用していくためには大変な部分や難しい部分があったりするのですが )
今後、もっと知識をつけて、いっぱしのモバイルアプリ開発エンジニアになりたいです。
ちなみに、10月に開催していた React Native Matsuri 2022 はめっちゃ勉強になりました!
コミュニティにも貢献できたら最高ですね〜。
終わりに
というわけで、初めてモバイルアプリ開発に挑戦してみた話を書きました。 カミナシでは、React Native やフロントエンドに知見のある方を求めています! そして僕に教えてください!
またそれ以外にもいろんなことに挑戦できる環境なので興味がありましたら、ぜひカジュアル面談からでもご応募お待ちしております!
それではまた〜