こんにちは、株式会社カミナシのエンジニアの浦岡です。
この記事では、そもそもカミナシってどんな製品なのかのを紹介したいと思います。
我々が開発しているカミナシの製品コンセプトは「ノーコードで現場管理アプリを作る」です。
ノーコード(ビジュアル・プログラミング言語)により JavaScriptやSQLなどのテキスト・プログラミング言語と比較して圧倒的に低い学習コストで、業務アプリを作り始めることができます。
学ぶといっても、直感的な操作で試しながら始められるので、 「簡単なレクチャーを受けたその日の内に」とか「操作マニュアルを見ながらその場で」といったレベルです。
※ジョブズのインタビュー画像は続きがあり、プログラム自体を学ぶことは重要ではなく、考え方を学ぶことに意味があるという内容です
現場管理業務をデジタル化する
弊社ではビジネスチームだけでなくエンジニチームのメンバーも ユーザー先の現場に訪問してヒアリングや見学をさせていただいています。
下のフロー図は、実際に見学に伺わせてもらったユーザーの工場内に貼られてあったものです。
この業務フロー図を前に職員さん同士が「作業が確実・効率的に行えているか」を議論する光景を見ることができました。必要があれば業務フローを修正してカイゼンする。
現場の意識の高さに驚かされる反面、紙や口頭といったアナログな方法で行う作業の非効率さも感じました。
現場管理業務の入り口は「現場の活きた情報をいかに早く・効率的に集めるか」なのかもしれません。
カミナシを使うことで、こういったノンデスクワーカーの現場の業務フローをデジタル化できます。
プログラミング言語「KAMINASHI」
カミナシはノーコードながら、一般的なプログラミング言語同様に以下のことができます。
- 分岐、繰り返しで手続き的な業務フローをアプリ内に構築できる
- 業務ルールや出力データの様式を宣言的に定義できる
こうやって作られた業務フローがそのまま、モバイル端末上で動作するアプリになります。
カミナシを使って現場アプリを作るユーザーはプログラマーと言えますし、
我々カミナシのエンジニアも、何か新しいプログラミング言語を作っているような感覚があります。
プログラミング言語で言うところの関数ライブラリに相当するようなパーツ機能も正式リリース以降も拡充していて利便性も向上しています。
ふわぁ〜と言いましたが、プロダクトの中身は結構複雑ですし、業界横断の汎用的なユースケースに対応するための仕掛け作りに日々邁進している状態です💦
この辺り技術的に掘り下げた内容をこのブログで発信していければと思います!
最後に
弊社代表の呟きを引用します(伸び代しかありません)
現場のノンデスクワーカーってアナログで残念→間違い
— 諸岡 裕人|カミナシ CEO (@morooka_hiroto) 2020年9月10日
え!?PCもITも使わずに、それだけのことが出来てるの?→正解
3000万人が現場でスマホ、タブレット、色々なテクノロジーを活用したらポテンシャル一気に解放される。
どれだけ考えても伸び代しかない。