カミナシ・エンジニアリングマネージャーの @dmi8a です。
先日行われた レガシー現場をテクノロジーで切り拓く 〜保育・教育・建設・製造・医療現場で活躍する管理画面づくりとは〜 にて「紙にまつわる苦しみを機能化してきたカミナシの歴史」というタイトルで発表してきました。
概要
「カミナシ」というサービスは、その名の通り、様々な紙の帳票を無くす効果がある(デジタル化する)サービスですが、 それだけではなく、紙の帳票を使って行われる様々な業務フローまでをもデジタル化するサービスです。
Webアプリケーションとmobileアプリケーションの双方をアプリケーション群とし、1つのサービスとして提供しています。
本登壇では、そんな「カミナシ」のWebアプリケーション部分(管理画面)に焦点を当てて、 紙の帳票を使った運用における苦しみを実例でお伝えするとともに、「カミナシ」の機能について発表して参りました。
「カミナシ」の基本的な使われ方
「カミナシ」はノンデスクワーカー向けのノーコードツールです。
- 現場の管理者が管理画面からノーコードで業務アプリを作成
- 現場作業者がその業務アプリを使って業務実施
- 現場の管理者が現場作業者が行った業務結果を承認
といった流れが基本的な使われ方となっております。
お客様の中には、紙の帳票を管理していたファイルから大幅に紙が無くなったと嬉しそうにご報告いただいたお客様もいらっしゃいます。
ただ我々としては、未だにファイルに残ってしまっている紙の帳票も「カミナシ」上に全て移管できるようにして参りたいと考えております。
紙の帳票を使った運用における苦しみを機能化してきたカミナシの歴史
他にも多数ございますが、本イベントでの発表時間が1人あたり10分という事もあり、2点だけ発表させていただきました。
詳細は以下に記載しております。
登壇イベントでは時間の都合上お話しできておりませんが、我々には現場ドリブンというバリューがある事から、 PdMもデザイナーもエンジニアも、時には経営陣もお客様の工場や店舗を訪問いたします。
そこで既存業務のヒアリングをさせていただいたり、あるPdMにおいては、 顧客の作業工程を数時間観察したりして、現場で利用されるためにはどういうデザイン・機能が必要かを検討したりもしています。
ノンデスクワーカーの方々に利用していただけるような管理画面のデザインについて
実は当初は、管理画面のデザイン周りについても説明する予定でした。
ただ残念な事に、直前で登壇時間に全く収まらない事が分かり、泣く泣くカットする事となりました。
お蔵入りさせるのも悲しいので、こちらでカットした情報を以下掲載したいと思います。
これまで紙の帳票中心に業務が回っていた現場だと、やはり、一定数デジタル化に抵抗感を持たれる方がいらっしゃいます。 そんな抵抗感を少しでも緩和しようとデザイン面でもこれまで奮闘して参りました。
その奮闘の努力が味を結び、「カミナシ」は、2021年度のグッドデザイン賞をいただく事ができました。
<2021年度グッドデザイン賞の「カミナシ」の受賞理由はこちら>
www.g-mark.org
まとめ
今回の登壇に参加させていただいた事で、改めて、「カミナシ」というサービスが 紙の帳票とそれにまつわる苦しみにどう立ち向かって来たのかを振り返る良いキッカケとなりました。
主催してくださった株式会社Globee様には、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
Globee様は今後も様々なイベントを開催されるようですので、ご興味ある方は以下のconnpassページを定期的にWatchされるか、メンバーになられる事をオススメします。
globee.connpass.com
最後に宣伝になりますが、カミナシでは、フロントエンドエンジニア/バックエンドエンジニア/EMと幅広く募集しております!
少しでも興味を持っていただいた方からのご応募お待ちしております!